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​予防歯科

  • 歯科の大きな2つの病気は、虫歯と歯周病です。

    むし歯:プラーク=歯垢(しこう)中の細菌(さいきん)が作り出す酸(さん)によって

      歯が溶けていく病気です。

   歯周病:歯を支えている歯肉や骨におこる病気です。

  • むし歯や歯周病はバイ菌によって引き起こされる感染症です。ブラッシングの目的は、そのバイ菌をとることです。ブラッシングを日々行なうことによって、将来歯を失うリスクをずっと少なくすることができます。

  • 1日3回磨いていても各個人の癖があるために歯ブラシの毛先が当たらないでうまく磨けない部位が存在します。そこは歯のクリーニングを定期的に受けて口の中を爽快に保ちましょう。予防に勝る治療はありません。

 

■むし歯や歯周病の予防には以下の方法があります。
 1.ブラッシング
 2.食生活の改善
 3.フッ化物等による歯質の強化
 4.プロフェッショナルクリーニング

1~3は患者さんご自身で予防できる方法です(3については、歯科医院で行う高濃度フッ化物塗布もあります)。ところが100%自分の歯を管理するのは難しく、4を歯科医院でプラスすることで予防の効果がもっとアップします。
予防をすることでむし歯になりにくくなったり、歯周病を予防できます。

フッ素

​【つめる】

【自宅でのフッ素使用と、歯科医院でのフッ素塗布】

 

虫歯の予防ということで、フッ素(フッ化物)という言葉を耳にされると思います。


自宅で使う歯磨剤に含まれるフッ素濃度は低濃度で、1000ppm以下と決められています。
歯科医院で行うフッ素塗布は、約9000ppmと高濃度です。

主に低濃度のフッ素は、虫歯菌によって歯が溶け出すことを抑制し歯の再石灰化を促進します。

高濃度のフッ素はフルオロアパタイトの形成(歯質強化)をして、歯にバリヤーを張るイメージの効果があります。

 

きちんとハミガキしているのに、虫歯になった経験はありませんか?実はハミガキは意外と難しいものです。そのためきちんとハミガキしているつもりでもみがき残し(ばい菌のかたまり)ができてしまいます。そういったところは残念ながら虫歯になりやすくなります。

当医院では、みがき残しをできる限り少なくし、お口の健康を維持できればと考えます。
その補助として(フッ素には、抗菌作用により、虫歯菌の活動を抑制する効果もありますので)フッ素をお使いになると効果的です。もちろん、フッ素塗布のみが虫歯予防ではありません。

歯科医院での高濃度フッ素塗布を行わなくても虫歯予防を行うことはできますので、当医院へ来院時にご相談ください。

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